デヴィッド・シューリス。名前を聞いてもピンとこない人も、ハリー・ポッターシリーズの人狼ルーピン先生といえば顔が浮かぶ人も多いのではないのでしょうか。
主演映画こそ少ないですが、幅広い演技力で多くの作品に出演し、過去にはカンヌ国際映画祭の主演男優賞も受賞、実力はお墨付きのデヴィッド・シューリスがどんな性格か気になりますよね、身長や娘のプロフィール、おすすめの出演作品を紹介していきます。
目次
デヴィッドシューリスの性格や身長、結婚、娘さんについて
デヴィッド・シューリスは身長191cm
イギリス人男性の平均身長が177~178cmなのでイギリス人としても高身長!ルーピン先生の父性の一端はこの高身長からの優しいまなざしも大きいと思います。
背の高い男性って素敵ですよね、包容力を感じます。年齢を重ねて恰幅が良くなってきた姿を見ていると、ドナルド・サザーランドのような頼りがいのある父親役も増えるのではないかと期待しています。
2018年に14年ぶりに共演したエマ・ワトソンはデヴィッド・シューリスについて
彼の演技はとても説得力があり、彼の言うことなら全て信じられます
と語っています。
デヴィッド・シューリスは共演者から信頼を寄せられる堅実な性格をしているようです。若年者から慕われる50代男性って素敵ですね。
幼い頃を知ってるとつい子ども扱いしてしまいそうなのに、年齢にかかわらず相手を尊重して接することができるって魅力的です。
私生活では独身です。映画監督のサラ・シュガーマンと結婚していましたが、翌年に離婚。
その後女優のアンナ・フリエルと交際し2005年に二人の間に娘が生まれていますが、こちらも2010年に破局が報じられています。
映画の中では優しく包容力のある男性も演じていますが、実生活ではパートナーにはむかないのでしょうか。
ロンドンのボールルームのあるおうちに住んでるとのことなので、今後素敵なパートナーに出会えたら、新しい魅力が発揮されるかも!
パートナーの有無に限らず私生活が穏やかで心地よいものであると、いい演技をしてくれると思っています。
デヴィッドシューリスってどんな人?
デヴィッド・シューリス(David Thewlis)は1963年生まれ、イギリス イングランド出身の俳優さん。
今では多くの作品で幅広い役を演じカメレオン俳優、実力派俳優といわれていますが、俳優となった頃はテレビのわき役ばかり。
1993年に映画「ネイキッド」で主演に抜擢されカンヌ国際映画祭男優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞主演男優賞、全米映画批評家協会賞主演男優賞を受賞し、実力派俳優として知られるようになりました。
主演映画は「ネイキッド」のほかに「D.N.A」というドクターモローの島のリメイク作品があります。
俳優業以外に2007年には小説を出版して作家デビューしています!
評論家からも好評で評価も高いとのこと。演技だけでなく小説も書けてしまうとは、天は二物を与えてますね。多彩な方です。演技も個性的でクセがあるように、小説も評価が高いのは独創性があるからでしょう。
また10代の頃はバンドを組んで音楽活動をしていたそうです。
小説や音楽活動など演技以外からの経験も、今の幅広い演技力を作り出しているパワーの1つなのかも。
デヴィッドシューリスの魅力は手にある!?
デヴィッド・シューリスは手が美しいことで有名です。
手モデルができるのではないかと思うほど、長い指の美しい手をしています。
ご覧の際はぜひ手にも注目してもらいたいです。
デヴィッド・シューリス自身も自覚の上なのか、演出なのかわかりませんが気にしてみていると作品の中で手の動きがある演技、演出も多いですよ。
ハリーポッターシリーズでの、ルーピン先生の杖の動きは注目してほしいです。
繊細で品がありパントマイムのような、小さなダンスのようです。
デヴィッドシューリスのインスタグラム
デヴィッド・シューリス本人の公式アカウントがありました!
若い頃のデヴィッド・シューリスは甘いマスクのイケメンでした!!
イギリス人特有の鼻も、すらりとした体躯も好ましい青年です!
せっかく公式インスタグラムがあったのですが、残念ながらあまり更新されていないようです。
デビッドシューリスの出演作品
たくさんの作品に出ていますデヴィッド・シューリス。印象的な作品を紹介します
ハリー・ポッターシリーズ
デヴィッド・シューリスを語るうえで外せない、全世界で愛されるハリーポッターシリーズ
この作品に出演したことで日本でも一躍知名度があがりました。
出演は第3作「ハリー・ポッターとアズガバンの囚人」から闇の魔術に対する防衛の先生として人狼リーマス・ルーピン役。
同じくハリーの父親ジェイムズの友人であるシリウス・ブラックを演じたゲイリー・オールドマンとは当時近所に住んでいたそうです。
シューリスはハリー・ポッターの5巻目を発売日に購入しルーピンが生きていることをいち早く確認して安心したとインタビューで語っています。
その翌日にゲイリー・オールドマンがきてとても幸せそうな様子で「新作、読んだ?まだまだ出番あるな!」というのを複雑な気持ちで聞いたそうです。
というのも、5巻でゲイリー・オールドマン演じるシリウス・ブラックは死んでしまうからです。
デヴィッド・シューリスは優しい人ですね、幸せそうなオールドマンに水を差せず、「ちゃんと読んだの?」と聞くしかできなったみたいです。
もちろんその後、ゲイリー・オールドマンもシリウス・ブラックが死んでしまう事を知り、興奮してデヴィッド・シューリスに報告に来たそうです。
ゲイリー・オールドマンは演じてきた役柄の多くがスマートで冷静沈着なイメージを持っていたのですが、せっかちでかわいらしい面もあるんですね。
デヴィッド・シューリスとゲイリー・オールドマンがご近所で仲良しだったとは知りませんでした。
非常に個性的でクセの強い二人がパブで一杯、なんて想像するとそれだけで映画のワンシーンに見えてきちゃいます。
デヴィッド・シューリス本人は
闇の魔術に対する防衛術の授業で「ボガード(その人が一番恐れるものに変身する妖怪)」に対して「リディクラス」の呪文を唱えるシーン
が一番のお気に入りだとインタビューでこたえています。
デヴィッドシューリスを調べていると「死亡説」が出てきて驚きました。
シューリスは存命なのでハリーポッターシリーズでルーピン先生が戦いの中で亡くなってしまう事と情報が混在されているようです。
まだ50代ですから、これからも精力的にお仕事していただいて、多くの役を演じていってほしいです。
転機となった「ネイキッド」
カンヌ国際映画祭 主演男優賞を受賞し、転機となった作品。
デヴィッド・シューリス演じるジョニーは、だれもが認めるであろうダメ男!なのですが
ボサボサの髪で歩く姿が格好いい!
注目を集めるきっかけになった本作で既に手の美しさが目につきます!
ろくでなしなのに品があるように錯覚してしまう。
この作品、ジョニーのセリフがとても長くて早口でまくしたてるというか、それでいて淡々ともしていて、不思議な印象を与える作品でした。
デヴィッドシューリスが注目された原点の作品、ぜひご覧ください。
テレビドラマ ファーゴ
俳優になった当初はテレビドラマが多かったデヴィッド・シューリスですが、ネイキッド以降はテレビからは遠のいていました。
テレビ映画も2本ほどでテレビドラマにはあまり出演していません。
ところが、映画俳優として知られている俳優が近年テレビシリーズに出演するようになりました。
デヴィッド・シューリスもその流れにのったのでしょうか。
コーエン兄弟の映画「ファーゴ」に着想を得て書かれた脚本で、映画のテレビドラマシリーズではありません。
シーズンごとに時代、設定、配役が異なるアンソロジー形式になっています。
デヴィッド・シューリスはシーズン3に不気味で不潔な外見の悪役で出演しています。ボサボサの髪にヨレヨレのジャケット、ボロボロの歯ときたら世間の流れから落ちこぼれたおじさんでしかないのですが、これが怖い。
権力も暴力も、「力」には縁がなさそうなのに追い込んでくる怖さを楽しんでください。
シーズン3だけで独立して楽しめるのでぜひ見てみてください。
ドラゴンハート
1996年の作品でドラゴンが実在するファンタジー世界が舞台です。
30代前半のデヴィッドシューリスがストーリのキーになるキャラクター、圧政を敷く残忍な王様アイノンを演じています。
中世ヨーロッパが舞台のため、王様おかっぱ頭です(笑
強欲で卑怯な人でなしの王様を好演しています。
すごく嫌な役なのですが、管理人はこの作品でデヴィッドシューリスを知り、過去の作品やその後の作品を注目するようになりました。
おかっぱ頭で決してイケメンではなかったけれど、魅力を感じたのです。
本作はドラゴンの声優をショーン・コネリーが演じ、キュートでかわいげのあるドラゴンが作品に明るさと厳しさを与えています。
少し古い映画になりますが、笑いと涙あり。理不尽さに腹が立った時、人に情けをかけることを疑問に感じた時におすすめの作品です。
ワンダーウーマン
驚きです、デヴィッドシューリス、悪役アレスを演じています。
悪役を演じることは全く驚きませんが「アレス」といえばギリシャ神話の戦いの神、全能神ゼウスとヘラの息子です。
ギリシャ神話で男の神様、それも戦いをつかさどるときたら、イメージはマッチョ。
デヴィッドシューリスはすらりと長身。
お年を召して恰幅が良くなってきたとはいってもマッチョで重いものを持ち上げるより、室内で本をめくっているイメージのほうが強い!と思っていたらCGIと実写の融合で映像作られていたとのこと。
役のために太ったり鍛えたり痩せたりするのもプロだと思うけれど、メイク技術や映像技術でできるなら、それもいいと思います。
デヴィッドシューリスの長身もこの配役に一役買ったのではないかと思っています。
主演女優ガル・ガドットは身長177cmの長身美女なんです!悪役には主役を圧倒する存在感が必要ですよね!
ストーリーは王道ですが、テンポがよく楽しめます。難しい話は観たくない、見終わった後に満足感と達成感を得たいときにお勧めです。
太陽と月に背いて
ランボーとヴェルレーヌ、二人の詩人の愛憎を描いた本作。
美しく繊細な詩を作れるが私生活は自分勝手な美しいランボーをレオナルド・ディカプリオが、気が弱く、酒を飲んでは妻を殴るハゲた詩人ヴェルレーヌをデヴィッド・シューリスが演じています。
レオナルド・ディカプリオが美しい!
少年っぽさを残すほっそりとした背中がたまりません。
対比するかのようなデヴィッドシューリス演じるヴェルレーヌ。
ルーピン先生を演じる10年位前のはずなのに、本作のほうが老けてます。
デヴィッドシューリスの演技力を堪能するには良い作品ですが、刺激的ですので好悪が分かれると思います。
このデヴィッドシューリスは格好いいところ全然ない!と理解したうえで見てもらいたい作品です。